皆さん、沖縄で昔から地元県民に愛され、日本では知らない人がいないほど有名になった沖縄アイスブランドをご存じですよね?カラフルな外観やアメリカンな雰囲気のある店舗にカラフルで美味しく豊富なフレーバーをそろえた「ブルーシールアイスクリーム」。
この記事では、「アメリカ生まれ、沖縄育ち」の愛されアイス、ブルーシールの歴史から、沖縄でしか味わえない限定フレーバー、そしてアイスを片手に過ごす最高の沖縄時間まで、その魅力を余すところなくご紹介します。
これを読めば、あなたの沖縄旅行がもっと楽しく、もっと美味しくなること間違いなし!さあ、一緒にブルーシールの世界へ飛び込みましょう!

ブルーシールってどんなアイス?その歴史と魅力
今では当たり前にみんなが知っているブルーシールは、単なるアイスクリームブランドではありません。沖縄の戦後の歴史と共に歩み、県民の生活に深く根付いた「ソウルフード」であり、沖縄を象徴する文化の一つです。
ブルーシールと沖縄の歴史
ブルーシールは、1948年に米軍基地内で創業。「衛生管理の行き届いた安全な乳製品を供給する」という目的から始まり、当時は基地内でしか手に入らない貴重なもので、沖縄の人々にはなかなか目にする機会も少ないものでした。
そのブルーシールが沖縄県に根付き始めたのは、1963年に基地の外に沖縄初となる「牧港本店(浦添市)」を構え、拠点を移したことから『沖縄のアイスブランド』として沖縄の人々にもその美味しさが広がりました。当時はドライブインスタイルの店舗も多くあり、高価な食べ物であったにもかかわらずたくさんの沖縄県民がお店に足を運び現代まで愛されてきました。
牧港本店では、当時の店内を再現し、店内に入るといつも笑顔で出迎えてくれる「ジョニー(愛称)」は当時のブルーシールアイスを楽しむ軍人さんをモデルに製作されました。

2013年に創業65周年を迎えるにあたりブランドロゴマークを刷新。従来の馴染みのあるロゴを生かしながら、沖縄の海や風、スマイルを表現したロゴに変わりました。
”たとえ小さくても、100年、200年と沖縄のアイスショップとして皆様に愛されるブランドでありたい”をコンセプトとしてブルーシールは新しくなりました!

<<ブルーシール>>の称号の由来とは
今では沖縄だけでなく、全国的に根付いた「ブルーシール」。この名前の由来についてご紹介します!
ブルーシールの名前の由来は、当時アメリカで優れた品質の酪農製品に贈られる「ブルーリボン賞」の受賞製品に与えられた栄ある商号が由来となります。創業当時の社名にはブルーシールの名称はありませんでしたが、「味も品質も最高を目指そう」とブルーリボン賞の称号である「ブルーシール」をブランド名に採用し、1976年に「フォーモストブルーシール」へと社名を変更していまのブルーシールへと変わっていきました。

沖縄で味わうべき!定番&限定フレーバー
常時30種類以上のフレーバーが並ぶブルーシール。その中でも、沖縄の素材を使った特別なフレーバーは必食です!



フレーバー名 | 特徴(味の説明) | 使われている沖縄食材 | こんな魅力! |
---|---|---|---|
塩ちんすこう | バニラアイスに、砕いた「塩ちんすこう」をミックス。甘さとしょっぱさの無限ループ! | 塩ちんすこう、北谷の塩 | ザクザク食感が楽しく、飽きのこない一番人気フレーバー。 |
ウベ | 鮮やかな紫色が特徴の紅山イモ「ウベ」を使用。ねっとり濃厚で優しい甘さ。 | ウベ(紅山イモ) | 見た目も華やか!どこか懐かしい、まろやかな甘さに癒されます。 |
沖縄黒糖 | 沖縄県産黒糖の深いコクと豊かな風味を存分に味わえる。黒糖の粒々感もアクセント。 | 黒糖 | ミネラル豊富で風味豊か。黒糖好きにはたまらない濃厚な味わい。 |
シークヮーサーシャーベット | 沖縄の太陽を浴びたシークヮーサーの爽やかな酸味と香りが口いっぱいに広がる。 | シークヮーサー | 暑い日にぴったり!スッキリ爽快な味わいでリフレッシュできます。 |
琉球ロイヤルミルクティー | 沖縄県産紅茶葉を100%使用。香り高く、上品でまろやかなミルクティーの味わい。 | 紅茶葉 | 紅茶の豊かな香りとミルクのコクが絶妙。午後のひとときに。 |
ご紹介したフレーバー以外にも、沖縄の特産物を使用したものやカラフルで美味しいフレーバーがたくさんあります!
私はマンゴーが大好きで、ブルーシールに行った際は必ず「マンゴー」と「ブルーヴェーブ」の2種類を食べます!どちらもおすすめですので是非、食べてみてください!


ブルーシールの豊富なギフトと限定グッズ
県外から沖縄に来られる方々におすすめなのが、ブルーシールのギフトセットです!ギフトセットは110mlのアイス12、18,24、36個入りと豊富なセットが揃っていて、店舗から注文し家まで郵送してもらうことができます!
気になるフレーバーは『バニラ、チョコレート、ストロベリー、ピスタチオ、バニラ&クッキー、ウベ、沖縄紅芋、塩ちんすこう、沖縄黒糖、沖縄シークワーサー、マンゴー、沖縄パイン』と沖縄を代表するフレーバーを中心としたセットになっています。
普段とはちょっと違った御中元、お歳暮にもおすすめです!


沖縄県内のブルーシール主要店舗ガイド
県内各地にあるブルーシール。どこの店舗もそれそれ個性があり、アメリカンな雰囲気とカラフルな空間になっています。代表的な店舗をいくつかご紹介します!
店舗名 | 住所 | 電話番号 | 営業時間(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
牧港本店 | 浦添市牧港5-5-6 | 098-877-8258 | 10:00~22:00 | 歴史を感じる本店。体験型ミュージアム「アイスパーク」併設。オリジナルグッズも豊富。 |
北谷店 | 中頭郡北谷町美浜1-5-8 | 098-936-9659 | 11:00~22:00 | 58号線沿いにあり、店内ではビッグマウンテンの大きなオブジェがお出迎え。フォトスポットも充実。 |
アメリカンビレッジ店 | 中頭郡北谷町美浜9番地7 PLAZA f 1F | 098-936-8067 | 11:00~21:00 | 美浜アメリカンビレッジ内。夜景を楽しみながらテラス席で食べるのがおすすめ。 |
名護店 | 沖縄県名護市東江5-22-20 | 0980-51-1339 | 10:00~21:00 | 沖縄県本島内北部唯一の直営店。 広々店内でキッズスペースあり。ゆっくり休憩できます。 |
国際通り店 | 那覇市牧志1-2-32 | 098-867-1450 | 10:00~22:30 | 国際通りの中心部。観光やショッピングの合間に立ち寄りやすい。 |
豊崎店 | 豊見城市豊崎1-411 | 098-840-6632 | 11:00~21:00 | アウトレットモールあしびなー近く。ドライブ途中に便利。キッズスペースあり。 |
石垣店 | 石垣市真栄里262-1 メイクマン石垣店内 | 0980-82-1000 | 09:30~19:30 | 新石垣空港から車で約12km。石垣島唯一の公式ショップ。 |
宮古島店 | 宮古島市平良字西里465番1 ハイブリッドSAHIRA1F | 0980-79-9114 | 11:00~20:00 | 宮古島空港から車で約4.5km。宮古島市街地中心にあり、ハンモック席もありくつろげる店内。 |
宮古島パイナガマ店 | 宮古島市平良久貝654-23 | 0980-79-0310 | 10:00~20:00 | 宮古島空港から車で約6。パイナガマビーチから徒歩5分写真映えするフォトスポットも充実。 |
※営業時間は変更になる場合があります。ご来店の際は公式サイトやお電話でご確認ください。



店内も充実したインスタ映えスポット(ブルーシール豊崎店)
【ブルーシール 牧港本店】
広々とした駐車場も完備しており、ドライブでのアクセスに非常に便利です。
体験型ミュージアム「アイスパーク」で思い出作りも!

牧港本店に併設された「ブルーシール アイスパーク」では、世界に一つだけのオリジナルアイスバー作りが体験できます(要予約)。好きなアイスの味、形、トッピングを選んでデコレーション!作ったアイスはその場で食べられます。 ファミリーやカップルで参加すれば、忘れられない旅の思い出になること間違いなしです!
【ブルーシール 北谷店】
【ブルーシール 北谷店】
おわりに
ブルーシールアイスクリームは、米軍基地が集中するここ沖縄だからこそ生まれたアイスブランドです。基地問題など沖縄に問題はたくさんありますが、こういった沖縄を代表するアイスブランドができ、今この沖縄に根付いていることも沖縄の一つの歴史と文化です。
沖縄に訪れる皆さんに次の沖縄旅行では、お気に入りのフレーバーを見つけて、最高のロケーションでブルーシールのアイスクリームを味わっていただきたいです。アイスを一口食べれば、きっとあなたも沖縄の虜になり、自然と笑顔になっているはずです。
まだ食べたことがない方も、ブルーシールが大好きな方も、これを見てブルーシールのアイスクリームを一度楽しんでみてください!